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2009年4月 Archive
チャリティバザー
- 2009年4月30日 21:33
昨日当社では初めてのチャリティ・バザーを
開催したところ、多くの近隣の方に来場いただき
何とか成功裏に終了することが出来ました。
きっかけは当社が管理している建物の清掃を依頼している
非営利活動法人アシストの原田理事長が2月に来社され
車両等を購入するための資金の寄付を建物のオーナーに
お願いできないか、という依頼があったことでした。
当社不動産部が管理する物件が増えるにつれて
養護学校の卒業生の採用も少しずつ増えて
今月も4名が入り、全部で30名になりました。
当社の不動産業務拡大が、なかなか就職が難しい
知的障害者が働く場を広げることに役立っている
ということを理事長の話を聞いて初めて知り
資金援助のためにバザーをやろうと思いつきました。
車両の購入は5月なので時間があまりなく祝日の29日を
実施日に決め、中原、高津区の約300名の当社のお客様に
バザーの品物の提供をお願いしたところ1ヶ月で
1,000点近い品物が集ったのには感謝、感謝。
バザーに付き物の模擬店は、お餅、豚汁やおでん
そして野菜、お花の販売に地元の方から様々な協力の
申し出があり、その好意をありがたくお受けしました。
また地元の小学校3校と中学校1校に趣旨をお話して
開催チラシを約4,000人の生徒に配布してもらいました。
当日は50人近い社員がボランティアで参加
早いものは朝5時から準備を始めて午後2時の閉店まで
本業以上?の協力体制で各持ち場を見事に運営しました。
終ったあとの慰労会でのみんなの満足そうな笑顔を見て
私たちも目に見えない大きいものを得たという感を強くしました。
(社長)
川崎フロンターレ
- 2009年4月24日 22:09
一昨日Jリーグ1部の㈱川崎フロンターレの
株主総会に出席してきました。
富士通サッカー部が前身のフロンターレは
1997年にJリーグに参入しました。
2001年には武田信平氏が社長に就任
その後、社名も「川崎フロンターレ」に変更し
川崎市や地元企業からも出資を仰ぎ
当社もその時に株を取得しました。
成績は2000年に念願のJ1に昇格しましたが
1年でJ2に降格、そして5年ぶりに2005年に
再びJ1に昇格して昨年は2位、今年こそ
「優勝」の二文字がファンの願いです。
平成20年度の売上高は33億2千万円で昨年度より
約2億円の増収でした。これはJ1の18チーム中
10番目になるそうです。
そのほか武田社長から102校の市内の小学校で
体育授業を中心にスポーツの普及活動を行なうなど
昨年度は33,000人の児童・生徒との交流があった
という報告がありました。
Jリーグが掲げる理念は「地域密着」ということで
このような地道な活動を行うことでそれを実践
していることはあまり知られてないのでは?
その一環で、鷺沼プール跡地にオープンしたフットサル場
「フロンタウン鷺沼」(写真上)の運営も2006年から受託しており
当社は3月末にそこで行われた春休みイベントの中の
「工作教室」の実施協力をさせていただきました。
また当社で企画している来週29日のバザーには
今度はフロンターレよりユニフォーム等のグッズの提供があり
当社との関係も深まりつつあるこのごろです。
(社長)
陽だまりの会
- 2009年4月19日 15:42
当社のお客様に「陽だまりの会」という
社会福祉法人があります。
理事長の福地さんは、栄養士の資格を持たれ
平成14年に横浜・港北区で配食作業などを通じて
精神障害を持つ方の自立を支援する地域作業所の
「ハウス陽だまり」を開所しました。
福地さんのご主人は、昭和47年の当社不動産部の
発足時のメンバーで、その後菊名に不動産会社を設立され
現在に至っていますが、その事務所を当社で改築した際
2階にこの地域作業所を設けました(写真下)。
平成19年には社会福祉法人格を取得し
昨年、港北区にグループホーム「ハイム木もれ陽」を
開設、これも当社で施工させていただきました。
地域の受入れ条件が整えば退院可能とされる
精神障害者のいわゆる「社会的入院患者」は
神奈川県内で5,000人とも言われています。
この方たちの多くは肉親を亡くしているなど
退院後の生活の場がなく、長期入院せざるを得ないのです。
昨年オープンした「ハイム木もれ陽」(写真上)は
まさにこの状況の解消のための民間施設で
8名の入居者が病気を理解するスタッフに囲まれて
心穏やかな暮らしを送って既に1年になります。
入居者はここを本拠として、昼間デイケア施設で
治療を受けたり、地域活動支援センターへ通ったり
社会復帰へ向けての活動を行っています。
日本は欧米に比べて精神障害を持つ方に対する
社会の理解がかなり遅れていると言われていますが
そのような状況の改善に挑む福地さんにご子息も協力し
現在2ヶ所目のグループホームを計画中です。
このような福地ファミリーの福祉事業に深い敬意を払うとともに
当社も微力ながら協力させていただきたいと思います。
(社長)
東京国際フォーラム
- 2009年4月 8日 18:34
先日、当社が加盟している「ITG」という
建築会社と店舗出店情報を結ぶネットワークの
フォーラムが有楽町駅前の
「東京国際フォーラム」でありました。
建築会社がテナント情報を持っていないと
受注を失する事態になることがあります。
「テナントを探してくれた会社に建築を頼みたい」
というオーナーの要望がよくあるからです。
当日は100社を超えるテナント出展希望企業と
当社のようなITGネットワークに属している
全国の会員企業60社が一同に会し情報交換をしました。
会場の東京国際フォーラムは
東京都庁が新宿に移転した跡地に国際コンペで選ばれた
ラファエル・ヴィニオリという米国の建築家の設計により
1997年にできた総合文化施設です。
ガラスの外壁面にある小さな入口から中に入ると
まるで豪華客船の船底に迷い込んだような感覚で
眼前に高さ60mの巨大な吹き抜けが広がります。
1957年に完成した丹下健三設計の
旧都庁舎を解体したのはとても惜しい気がしますが
このような超一等地で建物を楽しみながら私たちが
会議ができるという「東京の文化度」は認めざるを得ません。
昼休みに外へ出て、いま話題の東京中央郵便局まで
歩いてみました。1933年にできたこの建物を
本当に鳩山さんが保存する気があるのなら何故
今ごろ突然言いだして、しかも途中で妥協したのでしょうか。
私は「部分的に残す」とか「外部の意匠をまねる」
という手法が「歴史的建物保存」とイコールになっている
風潮をたいへん残念に思っている一人です。
(社長)
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