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2010年2月 Archive
日吉・慶応
- 2010年2月27日 21:02
今日、日吉の慶応大学でロータリークラブの
川崎全体のミーティングがありました。
場所はキャンパス正面の右側に
創立150年記念事業の一つとして完成した「協生館」です。
まず私たちのクラブはこの1階にある「HUB」という
ブリティッシュパブで昼食を取り、会議に臨みました。
会場はやはりこの中にある「藤原記念ホール」です。
席数は500くらいで私たちの会議にはちょうど良い大きさで
本格的なコンサートができる素晴しいホールでもあります。
名前の由来はインターネット総合研究所の藤原洋という人が
インターネットの導入・普及期に慶応大学の果たした貢献に対して
記念事業に20億円!を寄付したことに感謝して命名されたそうです。
巨額の寄付というとアメリカの富豪の専売特許と思っていましたが
興味を持ったので調べてみると、藤原さんは年齢は私よりひとつ下で
慶応のOBではないのには驚きました。
京大出身でIBMに入社、その後1996年に上記の研究所を創設しています。
この建物の3階以上は大学院専用のフロアですが
2階にはフレンチレストランの「クイーンアリス」があり
1階のパブやイベントホールなど地域社会に開かれた施設が
いくつも設けられています。
慶応が日吉に校舎を開設したのは昭和9年と古く
昭和19年には工学部がここに誕生しましたが
工学部は「製紙王」と言われた藤原銀次郎氏の寄付により創設された
藤原工業大学を統合して創設されたそうです。
「慶応義塾」と命名されたのは1868年(慶応4年)で
創設以来150年、私学の雄として、経済、社会など多くの分野に
現代日本の礎となる人材を輩出し続ける慶応大学と
それを支援するたくさんの人々。日吉の慶応を訪れて福沢諭吉の
「独立自尊」人を頼りにせず、自分で考え、実行する、という精神の一端を
垣間見た気がしました。
(社長)
河津桜
- 2010年2月15日 17:25
友人に誘われ昨日「河津桜」を見に行ってきました。
温暖な気候の伊豆では桜前線より一足早く
さまざまな桜がこの時期から咲き始めます。
その中でも特に河津桜と呼ばれているものは
昭和30年頃に地元の人が偶然発見した早咲きの桜の苗を
現在の場所に植えたものがその始まりで(写真上)
昭和49年に河津桜と正式に命名されたそうです。
例年だと1月下旬につぼみを付け始め
2月上旬より花が開き、それから約1ヶ月という
長い期間ピンク色の花が咲き続けるのが特徴です。
川べりの桜並木は伊豆急の河津駅から
天城方面に向かって約3.5kmも続いていて
お花見のウォーキングコースとなっています。
先週末は雪も散らつくあいにくの天気で
見ごろは多分1週間後くらいの感じでしたが
それでも桜は3分から7分咲きで、お花見の目的は
何とか達成できました。
行き帰りの道路の混雑には閉口しましたが
それにしても人出の多いことにはビックリ!
学校のグランドを始め、約50ヶ所の駐車場があっても
昼過ぎにはほぼ満車のようでした。
河津町は北側が天城山、南側が下田市に接して
海辺も今井浜などの海水浴場に恵まれています。
川端康成の「伊豆の踊子」の舞台になったのも河津で
「ミス伊豆の踊子」はともかく、この小説にゆかりのある宿や
文学碑が湯ガ野温泉まで行くと見られるようです。
今度来るときは「天城越え」をして湯ヶ島、修善寺まで
足を延ばしたいと思いました。
(社長)
富士通橘会
- 2010年2月 8日 20:53
先週「富士通橘会」の賀詞交歓会がありました。
この会は、中原区周辺で富士通及びその関連会社に
独身寮や事務所などを貸している大家さんの集まりで
26人のオーナーが会員です。
当社も高津区子母口にある「富士通第6新城寮」という独身寮
(写真下)を昭和63年から借りていただき、会員になっています。
この建物は6帖に押入れが付いた部屋が約70ほどあり
大きな食堂とお風呂、トイレが共同で、管理人が常駐する
いわゆる「寮タイプ」と言われる建物です。
富士通は昭和50年代後半から毎年新卒を
3,000人以上採用するようになり、新入社員の寮として
中原の本社の周辺に地主さんと折衝してこのような独身寮を
次々に建築してもらい借り上げていきました。
建物は全く富士通の要望通りのものを作るので
おそらくほかにはつぶしが利きません。したがって
賃料は当時としては破格の、延床当り坪7,500円で
単純利回りは15%くらいになっていました。
それと借上げ条件が良かったもう一つの理由は
昭和40年代後半、富士通は石油ショックのあとに
中原地区で借りていた寮を一斉に中途解約したことがあり
それに懲りて「もう富士通には貸さない」と言う
地主さんが何人もいたからです。
そんな苦い経験があるので、オーナー側も富士通と交渉するときは
団体でできるようにという意味もあって富士通橘会が結成されたのです。
当社の建物は契約期間の10年をとうに過ぎてもう23年になりますが
おかげ様で引き続き借りていただいています。
来賓で出席された富士通の厚生部長さんから
「今期の予測は売上4兆7千億、経常利益750億」という
この不況下では大健闘の成績を聞き、会員一同ホッとしていました。
(社長)
アイビーハウス
- 2010年2月 3日 14:53
先週の日曜日、木造賃貸の「アイビーハウス」の入居者が
退出することになり、不動産部と一緒に解約立会いを
行ないました。オーナーが私だからです。
この建物は平成9年の11月に完成したメゾネット型の
カナダの輸入住宅で、1DKと2LDKの計6戸。
この9年間、退出する入居者は一人もいませんでした。
また半分の3戸は新築当初から同じ人が入居しています。
メゾネット型賃貸は「アイビーハウス」を第1号として
ジェクトでは今まで30棟近く建築させていただいています。
人気の理由はオーナーにとってまず利回りが良いこと。
建築費がRC造より安い割りには賃料はそれほど変らないからです。
また狭小地でも計画可能で、自宅敷地の一角でもOKです。
入居者にとっては1,2階が1つの住戸なので
上下の音の心配がないこと。また木造でも
一戸建て感覚の「テラスハウス」というのも魅力です。
そして最大の特徴は「空室が少ない」ことです。
不動産部で管理しているこのタイプの建物は23棟ありますが
現在、空室は今回空いた1部屋だけです!
この建物を建てたきっかけは、その前年より当社で始めた
カナダのツーバーフォーメーカーのカタログのなかに
メゾネット型の連棟式の賃貸住宅を見つけたことで
それを参考に「アイビーハウス」を計画したのです。
立会いの最後に入居してた方に「どこか問題はなかったですか」
と聞くと「あったら10年も住めませんよ」との答え。
階段が吹き抜けになっているので、エアコンの効きはどうか聞くと
「冷房したときにちょっと効きが悪い」ということで
それほど問題ではない様子でした。
当社ではこれからもメゾネットタイプの賃貸住宅の良さを
皆様にアピールしていきたいと思います。
(社長)
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