2024-09-09
台風、地震、洪水・・・
日本は他国と比較しても自然災害が多い地域です。
特に地震においては事前の予測が難しく、突如起きるので、
あらかじめ準備を進めておきたいものです。
9月発行の『ジェクトニュース』でもご紹介していますが、
弊社では、過去に川崎市麻生区の家具転倒防止対策に協力させて頂きました。
※家具転倒防止対策について(川崎市HPより)
社内でも、本社各階の室内状況を確認。
不要な書類を整理して棚を減らしたり、倒れてきそうなものを
チェックしていきました。
今回は、定休日の不動産部店舗で行われた作業の様子を
ピックアップしました。

こちらの棚に「家具転倒防止器具」を入れていきます。

器具は、自社のDIY工房「中原工房」作。
家具と天井の幅の幅に合わせて器具をつくるので、
あらかじめ工房長が各所をまわり、サイズをメモしていました。
使
用する道具たちです。
まず下に滑り止めシートを取り付けます。

そしたら、上に木材の「くさび」を取り付けていきます。

くさびと天井の梁との接合面にも滑り止めを取り付けて締めます。
家具が前に倒れようとすると締まり、逆方向に叩けば簡単に外れます。
なので、木の向きに注意!
下の木は、奥が高く、手前が低くなるようにセッティングします。

上下の幅がある所は、四角の枠を作ってからくさびを入れたりもしますが、

ここはくさび2つを工夫して…
縦長のくさびを使用。
接合面に滑り止めを付けます。
くさび、ダブル使い!


最後に金づちで軽く押して、締めきります。
(梁でない天井部分はあまりきつくすると天井が浮いてしまうので注意)
念のため、地震を想定して動かしてみると・・・
引っ張ってもそう簡単には動きません。
地震は色んな揺れ方があるので全てに対応するのは至難の業ですが、
出来る限りリスクを減らしていく工夫は大切です。
いかがでしたか?
今一度、皆さんの机周り、寝室の棚など、確認して対策を検討してみましょう。
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ページ作成日 2024-09-09