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終の棲家

  • 2008年8月31日 16:06

先日、お客様のお見舞いに
よみうりランドの「慶友病院」に伺いました。
ここのリーフレットには
「お預かりしたら最期まで、私たちはもっとも住み心地の良い
『終の棲家』を目指します。」とあります。

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この病院の本院は昭和55年に開院した青梅慶友病院で
数年前に創業者の大塚院長のお話をセミナーで聞く機会がありました。
テーマは「老人病院の顧客満足の追求」です。
ここは病床800床に対し、クチコミで700人が入院を待っている
とのことでした。

病院を作るきっかけは友人の母親の入院先を探してほしいと頼まれ
色々探してやっと見つけた病院に行ってみたところ
入院している老人の扱いが悲惨な状況だったこと。
このとき、自分の親を安心して預けられるような老人病院を作ろう
と強く決意したとのことです。

とはいっても持っている資産は何もありませんでした。
たまたまある農協で地主さんにそんな話をしたところ
じゃあうちの土地を使ってみれば、ということから始まったそうです。

「質の高いサービスの実現」を病院運営の目標に掲げ
日常できることは、病院の中で何でもできるようにするということで
お酒はもちろんOK,著名な料理人を招いての食事会なども
定期的に行われます。

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いくつかの病棟ごとの看護士の責任者には毎月180万円を渡して
これをお客様の要望やサービスに使い切ることを義務づけている
という話には本当に驚きました。

また大塚院長は「100-1=99ではなく0」と強調しました。
一つの失敗で全部を失ってしまうこと・・・
これはまさに狭い地域内で営業活動を行っている当社に
そのまま当てはまる言葉だと受け止めました。

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お客様から病院の最上階にある180度展望がきく素敵なレストランに
お茶のお誘いをいただきました。ここにはグランドピアノが置いてあり
ミニコンサートがたびたび開かれるそうです。

「高台なので多摩川の花火のときは最高だった」と
満面の笑みを浮かべてお客様はお話になり
その様子を見ているご家族の表情も安堵に満ちていて
大塚院長の掲げた「顧客満足の追求」の目標は
十分達成していると感じました。

(社長)

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