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LO-HOUSE

  • 2008年12月11日 10:32

経産省資源エネルギー庁主催の
「ロ・ハウス設計コンペティション」の
公開最終審査があり、知人のお嬢さんが
その最終候補に残っているということなので
設計コンペの公開審査というものに初めて参加しました。

「ロ・ハウス」とは健康で快適な暮らしと
省エネ・地球環境への配慮を両立させる
住まいの呼称の造語だそうです。

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審査は最優秀賞候補の3つの作品が対象で
コンペの最優秀賞は図書券2万円なのですが
上位3作品入賞者は省エネ先進国、スウェーデンの
事例調査に無料で参加できることが大きなご褒美で
3人は先月末に訪問を終え帰国したところでした。

スウェーデンの調査報告の後、いよいよ審査開始です。
審査員は著名な建築家で東大教授の難波和彦委員長ほか
4名の建築家と大学教授です。

各々がプレゼンテーションをしたあとに
審査員との質疑応答があります。
建築の平面計画がいくら良く出来ていても
環境工学的な視点に欠けていると遠慮のない
厳しい質問が浴びせられ、まだ学生なのに
そこまで言わなくても、と感じた場面もありました。

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最優秀賞は、建物を4つに分けてさらに屋根を持ち上げ
屋根裏空間を利用することにより、日射による熱を制御し
風が効果的に通り抜けるように計画された「四つ庭の家」
という作品が受賞しました。

私たちが家造りをするときも
今後は何らかの形で「環境」を配慮した
設計、施工を考える時代に来ていると思いました。

(社長)
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     (会場となった東京大学工学部)

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