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経営の見える化

  • 2009年12月18日 23:06

東西線の早稲田で降りて早稲田大学の方に向かい
大隈講堂(写真下)の前を通ってさらに進むと
「リーガロイヤルホテル東京」があります。


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昨日ここで株式会社武蔵野の小山昇社長の講演会がありました。
ダスキンの代理店としてスタートしたこの会社の社長に
小山さんが就任したのは1989年で、当時幹部社員16名中
3分の1は元暴走族という「正真正銘の落ちこぼれ集団」
だったそうです。

それが2000年度には天下の日本IBMと同時に
「日本経営品質賞」を受賞するまでに成長したのでした。

小山社長はすでに何冊も著書を出版しており
その中で成長の秘訣は優秀な社員がいたからではなく
「ひたすら自社を改善する仕組みを作り、改善し続けた」
からと書いています。

例えば環境整備、つまり掃除を徹底的に行なうこと。
武蔵野は月に1度、全営業所対象に環境整備点検を行ないますが
その時どこも緊迫した空気に包まれているそうです。
何故ならこの結果の賞与反映度が30%だから・・・

実は環境整備の本質は掃除そのものではなく
あくまでも「仕事がしやすい環境を整えて備える」こと。


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講演では「マネすることが最高の創造」と断言しました。
多くの会社はいい方法を考えるだけで決して実行しない
3年間マネし続けるとオリジナルになる・・・

私はこの考え方に大賛成です。実は社内外の掃除の徹底や
少しでも協力してくれた部下や同僚に「サンキューカード」を
発行することなど、既にマネをしているのです。

この日は「経営の見える化」という本の出版記念講演でした。
社長の思い、お金の流れ、現場の仕事・・・の見える化のため
アウトプットはアナログでなければいけない、これも同感です。

(社長)

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           リーガロイヤルホテル東京


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