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ランチェスター戦略

  • 2011年1月 8日 18:18

昨日、当社が加盟している不動産チェーンERAの
新春セミナーに参加しました。ERAは今は「住生活グループ」の
傘下ですが、親会社は横浜ベイスターズの買収(結果は不成立)や
レオパレスの株の取得など昨年、何かと新聞紙上を賑わしていました。


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テーマは「小さい会社こそがNO.1になるランチェスター経営戦略」で
講師は㈱フォスターワン代表の坂上仁志氏です。私は年間通して
色々なセミナーに参加しますが、このような講師は初めてです。
私たちが眠らないようにするためか、あるいは講演内容が頭に入るように
するためか、かなりユニークなことを参加者全員にさせるのです。

まず始める前に縦と横に10までの数字が書いてあって
その交差したところに縦横の数字の合計を書いていく「100ます計算」を
制限時間1分でやらせます。私は1回目は約半分、2回目が6割ちょっと
のところで終わりました。まずこれで脳を活性化させるとのことです。


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講義が始まると40ページ近いレジュメの全てを参加者に順番に読ませ
途中で3回ほど、隣の人と向き合って内容について討論させます。

1868年にロンドンで生れたF.Wランチェスターは
第一次世界大戦のときの戦闘機の数とその損害量について研究し
ある法則を見つけました。これがランチェスターの法則です。

太平洋戦争時にアメリカ軍はこれに着目して太平洋の島々での
日本軍との戦闘で、必ず3倍の兵力を投入して次々に勝利しました。
これをマーケティングに置き換えたのが「ランチェスター戦略」です。

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         坂上氏の著書(左)とレジュメ


「強者」は広域戦、遠隔戦、集団対集団の戦いでいいが
「弱者」は局地戦、接近戦、一騎打ちに持ち込むこと。
結論として“このセミナーで覚えて頂きたいこと”が4つ。

それは①「弱者」は ②「差別化」して ③「一点集中」して 
④「NO.1」になること。これを2時間の講演の中で何回か
全員で”声を出して人差し指を立てながら”唱和させられるので
物覚えの悪い私でさえも、これだけは忘れないで帰りました。


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   会場のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(舞浜)

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