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南アフリカからのお客様・その3

  • 2012年11月 6日 08:23

23日は生田緑地で様々な日本文化を体験しました。
最初に訪れた日本民家園では、まず入り口近くの
「旧原家住宅」を見学しました。


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これは小杉にあった元県会議員の住宅を当社で解体
移築したものですが、元々は私の曽祖父とその兄が棟梁となって
建築し、若き日の祖父(当社の創業者)もその手伝いをしたのです。

室内で工事の様子を写した映像を見ると、懐かしい
大工さんの顔が何人も映っていました。また敷地の
一番奥の「船越の舞台」は江戸時代に三重県の漁村に
建てられた芝居小屋で、晩年の祖父が移築工事の指導に
当っていたことを覚えています。


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           旧 船 越 の 舞 台


南アフリカの5人は興味深く見学していました。時々
「建物に煙突がないのに火をたいて煙はどうなるのか?」
などと聞かれ、すぐ答えられない場面も。

彼らと同行して感心することは、専門外のことでも何しろ
よく質問することです。翌日公認会計士事務所を訪れたときは
所長に「どうして独立しようと思ったのですか?」その後の
関東労災病院では院長に「どうして医者になったのですか?」


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民家園のあとは岡本太郎美術館を見学、青少年科学館では
プラネタリウムを楽しみました。日本文化の体験はこのほか
習字教室で大きな文字に挑戦したり、生け花教室では
南アフリカ原産のピンクッションという花を上手に活けました。


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24日の夜は当家で開いたホームパーティに全員が参加。
会話は多岐にわたり話題が尽きません。私が日本では
子供の名前に変わったものが多くなっていると言うと
向こうも同じで「STORM(嵐)という名前もある」
とのことで日本にもある名前なのにはびっくり!


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その一人が「外国旅行をしても家庭を訪れることは珍しく
各々のカルチャーなど今日は色々な話ができて楽しかった」
と言ったことがたいへん印象的でした。

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