鹿島環境設備株式会社　代表取締役　古谷和弘様｜ジェクト株式会社（旧川崎組）｜川崎市中原区の総合建築会社・不動産業・リフォーム増改築

地域と共生し成長を続けた50年記念事業として
社屋と賃貸マンションを新築

お客様インタビュー鹿島環境設備株式会社　代表取締役　古谷和弘様

大手ゼネコンからの脱却
鹿島環境設備株式会社（川崎市中原区）は、
空調・給排水設備・リフォーム工事の設計・施工・メンテナンスなどを手がける会社です。
お話を伺った同社代表取締役の古谷和弘さんは30年前に入社、
15年前に創業者の鹿嶌利一さん（現相談役）から代表を引き継ぎました。
古谷さんは鹿嶌さんの遠縁にあたります。
「私が入社した頃は、大手ゼネコンからの仕事がほとんどだった時代です。しかし
バブルが終わる頃、先代が『これからは大手だけに頼っていてはだめだ、もっと地元に
根ざした企業との取引を増やしていこう』という方針を打ち出しました」
少しずつ地元の企業との取引を増やしていったものの、初めは自分たちが手が
けた建物からのメンテナンスしか発注がこなかったため、やがて頭打ちの状態になってしまいました。
「そこへジェクトさんから『他社がやった建物のメンテナンスでもお願いできますか』と
お問い合わせいただき、ご縁ができました。その後、仕事の幅も広がり、
今では新築工事、リニューアル、メンテナンスと、多方面からお付き合いをさせていただいています」

ネーミングに込めた思い
同社は１９７２年創業、２０２２年に50周年を迎えました。創業50周年の記念
事業として、社屋（２０２２年12月竣工と賃貸マンショ
ン「simbiosi（シンビオージ）」（２０２３年11月竣工）の新築を行い、社屋は施工、
シンビオージは設計・施工をジェクトが請け負いました。
新社屋の外観は、濃淡茶色の外壁ストライプがアクセントになっている特徴のあるデザイン。
温かみがあると社員からも好評です。

新社屋に隣接するシンビオージはペット可で、屋上にはドッグランも完備されています。
イタリア語で「共生」を意味し、「自分らしく」という意味でも使われる「シンビオージ」
という名前は、古谷さんの発案です。
「ペットとの共生という意味もありますが、一つ屋根の下に住む入居者様同士が交流して
ほしいという思い、また地域や社会とも共生できる場でありたいという願いが込められています。
いずれはドッグランスペースを利用して、入居者様参加のイベントを開催したいと考えています」
と、古谷さんはネーミングに込めた思いを話してくださいました。
「これまでジェクトさんと一緒に仕事をしてきて、ジェクトさんなら安心してお任せできると思い、
大切な記念事業をお願いしました。わがままも言わせていた
だきましたが、皆さん親身な対応をしてくださり、お願いして本当に良かったです。
おかげさまで完成前に、ほぼ満室になりました」
これからは恩返しの50年に古谷さんは会社の未来について、「これからの50年は、
恩返しの50年」とおっしゃいます。「先代が創業した当初は、近所の農家の空調整備をしたり、
ビニールハウスの設備を請け負ったりすることから始めたと聞いています。
今後は、そうした地域の方々や、社員、お取引先、協力会社など、わが社を育ててくださった
方たちと“共生”しながら、感謝の気持ちで恩返しをしていく50年にしたいと思っています」
古谷さんの言葉に、地元に根ざす企業の決意が感じられました。

鹿島環境設備株式会社 代表取締役 古谷和弘 様｜ジェクト株式会社（旧川崎組）｜川崎市中原区の総合建築会社・不動産業・リフォーム増改築

地域と共生し成長を続けた50年 記念事業として 社屋と賃貸マンションを新築

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