人形劇団ひとみ座公益財団法人現代人形劇センター 理事長 簗瀬恵子 様  有限会社ひとみ座 代表取締役 倉 正人 様|ジェクト株式会社(旧川崎組)|川崎市中原区の総合建築会社・不動産業・リフォーム増改築

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人形に命を吹き込み感動を呼ぶ
中原に根ざして66年
新たな城から人形劇の魅力を発信

お客様インタビュー人形劇団ひとみ座 公益財団法人 現代人形劇センター 理事長 簗瀬恵子 様 有限会社ひとみ座 代表取締役 倉 正人 様

川崎市民にとって身近な
人形劇のプロ劇団

2025年7月21日、地域の皆さんを招待して、人形劇団ひとみ座本館の「おひろめ会」が開催されました。お祝いの演目である『二人三番叟』の舞が華やかに披露され、新しい建物の完成を祝いました。本館は、築60年の節目を迎え、老朽化に伴い建て替えが決まり、ジェクトが掲示板など外構を含めて工事を担当しました。
人形劇団ひとみ座は、1948年に鎌倉で産声をあげ、59年に新丸子に移転、65年に井田に根を下ろしました。劇団員の皆さんは全国各地で活躍していますが、「人形劇まつりinかわさき市民プラザ」での公演や川崎フロンターレのマスコットによる人形劇など、地域の活動も活発です。
また、64年から5年間NHKで放送された『ひょっこりひょうたん島』はひとみ座の代名詞と言える作品です。「ドン・ガバチョは生まれも、現住所も川崎市中原区です」と紹介してくれた倉さん。人形はすべて劇団の美術スタッフが制作したもので、現在も先人が積み重ねてきた工夫が受け継がれ、一体一体、愛情を込めて作られています。
「今まで活躍した人形たちを大切に保管していて、1000体くらいはいると思います」(簗瀬さん)。
(公財)現代人形劇センターは、日本の人形劇の伝統と現代の架け橋になることを目的に、69年にひとみ座によって設立されました。活動の一つが「ひとみ座乙女文楽」です。毎年夏休みには、子どもたちを対象に教室を開き、発表公演を行っています。
「受講生は小学校高学年から高校生を対象にしていますが、大人になっても続けている方もいらっしゃいます。」(簗瀬さん)。今年で18回目を迎えた「ひとみ座乙女文楽」は川崎の文化として根付き、市の無形文化財に登録されています。




シンボリックな建物と
調和した本館

新築した本館は、曲線やブルーを基調にしたデザインが隣の第一スタジオと調和しています。「本館もかわいい建物を目指しました。正面から見ると顔に見えるのもこだわりです」と簗瀬さん。
昨今、建築費が高騰していますが、ジェクトはひとみ座の皆さんが大事にしている遊び心を大切に考えながら、さまざまな工夫や提案をし、予算内に収めることができました。
ジェクトを選んだ理由について倉さんは次のように話してくださいました。「地元でさまざまな活動をしていることが一番ですね。信用と実績がありますし、設計士さんからジェクトさんが候補として出た時、地元に根ざす者同士として、うれしいなと思いました」
地元のお祭りへの参加やワークショップを開くひとみ座、工房カフェや学童保育の運営、工作教室などを行うジェクトは、地域貢献への想いが同じです。
「工事期間の仮囲い中もイベントのPRができるよう、チラシを入れるホルダーを多く設置していただいたり、ひとみ座に寄り添った形で工事を進めていただき、助かりました」(簗瀬さん)




観て、体験して
皆さんと共に魅力を広めたい

身近な劇団として市民に親しまれているひとみ座のお二人に、今後の豊富や皆さんへのメッセージを聞きました。
「ひとみ座を知っていてもこの場所を知らない方が多いと思います。もっと足を運んでいただけるとうれしいです。そういう機会をつくりながら、人形劇の魅力を発信していきたいです」(簗瀬さん)
「デジタルの世の中になって人形劇も変わっていくだろうという予感があります。でも、実際に生で観る人形劇は他のものには代えられない魅力があり、人類が手放せない娯楽だと思います。本館の新築は、ひとみ座が人形劇を続けていくという約束の証ですね」(倉さん)
本館は事務所と劇団員の住居として使用しますが、来年3月末まで1階をフリースペースにして人形の展示などを行います。皆さん、ぜひ訪れて人形劇の魅力に直に触れてみてください。
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