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北欧の風景 その1

  • 2013年6月16日 17:44

私は1980年の夏、ヨーロッパを旅行したとき、
パリやウィーンなどと共に北欧のデンマークの
コペンハーゲンを訪れました。

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街を歩くと中央ヨーロッパの国々とは何か空気が違う
独特な雰囲気を感じ、いつか北欧諸国を周りたいと
思っているうちに30年以上経ってしまいました。

北欧4か国を周るツアーに先月末より参加し、最初に
訪れたのが2度目のコペンハーゲンで、まず気が付くのは
自転車の多さです。歩道とは別に自転車専用レーンがあり
この5,6年で利用者は3倍に増え、通勤・通学の6割は
自転車利用というのには驚きました。


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以前も訪れたチボリ公園は夕食後歩いて行き、若者に占領
されている日本の遊園地と違って、ここは老若男女がそれぞれ
夕暮れ時を過ごしているのは30年前と変わらない風景でした。


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郊外にある16世紀にできたフレデリクスボー城は1859年に
大火に会い、これを再建したのがビールのカールスバーグの
創業者で、改修後デンマークの歴史博物館になっています。


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さらにこの創業者の息子は、1888年にチボリ公園の並びに
ニュー・カールスベア美術館を開設しました。建物中央の
大きな吹抜けから自然光がパティオに降り注ぐ構造で
印象派の絵画のあるコーナーが修理中なのが残念でしたが
ロダンの彼らしい力強い作品に出会えたのは幸運でした。

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運河に沿ってカラフルな木造家屋の並ぶニューハウン地区は
平日の昼間から大賑わいです。気候が乾燥しているので
木造でも300年は持ち、4階まで建てられるようです。
宿泊した大きなホテルの窓枠が木製なのには驚きました。

ここから出るキャナルツアーに参加。古い建物ばかりでなく
ガラス張りの水辺に建つ現代建築も間近で見ることができ
一周するとコペンハーゲンの街が短時間で堪能できます。


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