Home > M.N氏の岡目八目 > 年暮れる

年暮れる

カレンダーは、今年の残りが1週間足らずと教えてくれている。
選挙が師走の時間をせき世間の時計が一気にぐるぐる回転して
いるかのようだ。やらなければいけないことがいくつも重なると、
全部まとめて投げ出したくなる。それもこれも暮れという時期
だからだろう。

明日、明日と先送りしても、年賀状は書かないといけない
という人が多い。近年はメールを年賀状代わりに、という方法もあるが、
元旦に一通のはがきを受け取る喜びは、ほかでは得られない。
ならば、元旦に間に合うように思いつつも大晦日の夜に
書いていたこともあった。

先日、友人から「今年は年賀欠礼のはがきを何通もいただいた」
という話を聞いた。われわれの年代は、親がそういう年齢になって
いるんだよとその人はつぶやいていた。
父と母の、知人のはがきを出したらそれぞれの年を思い出した。
寂しい正月には違いないが、心が静かに亡き親に寄り添って
いたような氣がする。

年賀状を出せないからと、寒中見舞いで近況を伝えてくれる
人もいる。忘れられない思い出だ。
それ以来、真似をさせてもらっている。

Home > M.N氏の岡目八目 > 年暮れる

Search
Links

ページ上部へ戻る