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建設業界の現状

東日本大震災の被害地の復旧工事が、建設業界の人手不足で
思うように進まないようだ。加えて、経済対策「アベノミクス」による
公共事業の大幅増だ。かってのバラマキ同様、借金を
増やすだけで、景気浮揚にはつながらない。と言われている。

さらに、消費増税に伴う駆け込み住宅建築、東京五輪に向けた
施設整備も待ち受ける。需要はあるのに・・・。専門技能を持った
職人たちが、決定的に不足しているというのである。技能を
身につけるには、年月を要するが、仕事が減り続けてきたため、
安定収入が得られない職人たちは、大幅に減ってしまった。

公共事業では、1回目の入札で決まらない「不調」が増えている。
民間工事の駆け込み発注が多く、公共事業に手が回らないと言い、
その原因の一つが、職人、技術者の不足だ。再入札で決まったとして、
今度は工期の問題が生じる。

官民を問わず、短期間で仕上げるには、多くの人手が要るし、
どこかが雑にならないとも限らない。業界の人手不足を解消する
取り組みを始めねばならない。給与、社会保険等の改善も
求められよう。

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