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クールビズ

長い通常国会が終わった。
道路財源の無駄遣いなど質疑でいろいろ明らかになった。
野党が参院の多数を握って
役所の資料を入手しやすくなったせいもある。
ねじれ国会の効用だが、終盤が締まらなかった。

かりゆしウエア姿での閣僚会議のニュースを見て
クールビズの季節に入ったことに気づいた。
CO2削減の方策の一つとして
夏の軽装クールビズが提唱され今年で四年目だ。
エアコンの室内温度を二十八度に設定するには
いま少し早いのでまだ実感が伴わないが
地球環境や健康のためにも
過剰冷房を防止する動きには大賛成だ。

クールビズスタイルにも年々工夫が見られるようになった。
ノーネクタイでも襟を正して見えるシャツや
シャツ生地で作ったジャケット、涼しい軽量ネクタイ
軽量スーツ等々選択肢は広がる。
全国理容連合会からは
クールビズヘアスタイルも提案されているそうだ。

クールビズの認知と理解が進んできている一方で
営業マンや礼儀を重んずる場面では
ノーネクタイ・ノージャケットを敬遠する向きもまだ多い。
「スーツは男の戦闘服」と表現する人もいるが、
何もスーツばかりがビジネス武装の道具ではない。
ファッションではなくエコアクションの実践中であることを
理解してもらえば、逆に好印象につながると思う。

クールビズ実践中をアピールする小道具としては
地球温暖化防止の取り組みCOOL BIZ バッジを着けて
ひそかな自己主張を試みるのも良いと思う。
七月の北海道洞爺湖サミットで
各国元首がどんなウエア姿で出席されるか楽しみだ。

(M.N)

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