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引き際

スポーツ選手の引き際は難しい。惜しまれつつ現役を
引退する人もいれば、最後までもがき苦しんでも現役を
貫き通そうとする人もいる。どちらも、その選手のこだわりだろう。

ファンにとっても複雑な心境だ。一流プレーに魅了され、
応援し続けているが、全盛時の力がなくなり、ぶざまな姿を
さらす所を見ると悲しい気持ちにもなる。逆もある。
「まだまだやれるのに」と思っていた選手がいなくなるのは、
心に大きな穴が開いたようだ。

今年もプロ野球界では、大物選手たちが引退を表明した。
広島の石井豚朗選手は、投手から野手に転向し輝かしい成績を
残した。田口壮選手はオリックスでイチロー選手とプレーした
。阪神大震災があった1995年には日本一に輝き、大リーグの
カージナルスでもワールドチャンピオンになった。

先日は、阪神の金本知憲選手がバットを置くことを表明した。
1492試合連続フルイニング出場の世界記録を樹立し、
どんな状態でも試合に出続けた。骨折しても片手一本で安打を
放った姿は多くのファンの記憶にも新しい。晩年は肩のけがで
守備の衰えが目立ったが、10年間に渡りチームに大きな財産を
残した。

スポットライトを浴びて引退する選手の一方、毎年
多くの若手が実力を発揮できずにひっそりと去って行く。
プロ野球界の在籍年数よりもはるかに長い第二の人生が始まる。
次のステージでは光り輝いてほしいと願う。

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