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銀ブラから鎌倉

買い物や飲食を楽しむ都心の散策といえば
銀座通りの「銀ブラ」、大阪・心斎橋の 「心ブラ」
神戸・元町の「元ブラ」が思い浮かぶ。
                                                                                         
春風に誘われ銀座をぶらぶら歩いてみた。
一丁目には明治期、初代が鞄の漢字を考案したとされる
鞄店「銀座タニザワ」がある。
姫路特産のなめし革を使ったオリジナルバッグも販売している。
私も、銀座タニザワの名刺入れと、財布を
20年前から愛用している。

四丁目交差点を渡り、神戸に本社がある
田崎真珠店をのぞくだけ。
終点の八丁目.菊池寛も通ったカフェーパウリスタによると
銀ブラには「銀座を歩いてブラジルコーヒーを飲む」
の意味もあるとか。
独特の苦味を味わい「銀ブラ証明書」をもらった。

東京駅から約一時間電車にゆられると
湘南の古都、鎌倉に到着する。
潮の香りがかすかに漂う駅前には大勢の人でにぎわい
客待ちの人力車が観光気分を盛り上げる。
桜並木で有名な若宮大路をゆっくりと歩き鶴岡八幡宮を目指す。
この時期は、やわらかい日差しを浴びて
輝く若葉がすがすがしい。

お参りを終えると江ノ電で海岸へ向かう。
鎌倉は古い神社と海を一度に楽しめるのも人気の理由の一つだ。
晴れた日には時間帯を合わせると
江ノ島を真っ赤に染めて沈んでいく夕日を眺めることができる。

久しぶりに、家内と二人で銀座、鎌倉を散策した。
家内の感想は「疲れた」だった。

(M.N)



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