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ディスカバリー打ち上げへ

「空は暗かったが、地球は青かった」。人類初の
有人宇宙飛行に挑んだ旧ソ連のユーリ・ガガーリン少佐の言葉だ。
1961年に"人間衛星”の「ボストーク1号」で
大気圏外を一周して帰還後、詩的に感動を語った。                                                                                     
漆黒の宇宙の闇に浮かび青く輝く地球の姿を
全世界に伝えてから半世紀近い。
ガガーリン少佐の飛行は一時間四八分にすぎなかったが
いまや有人宇宙活動は各国が共同で建設した
国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在にまで様変わりした。

延び延びだったスペースシャトル
「ディスカバリー」の打ち上げが成功した。
三度目の飛行となる若田光一さんも搭乗し
日本人で初めてISSでの約三カ月にも及ぶ長期任務に就かれる。

得意のロボットアーム操作技術を生かして
ISSの組み立てにも携われた。
今回は滞在人員を六人に倍増するための個室増設をはじめ
日本実験棟「きぼう」で無重力下の医学実験などを
行われる予定だそうだ。

連続宇宙滞在記録はロシアのワレリー・ポリャコフ
宇宙飛行士が達成した四百三十七日十八時間。
それには及ばないが
過去二回が出長なら単身赴任と言えようか。

長期滞在でこそより複雑な実験や作業にも取り組める。
だが、地上四百キロに浮かぶISS内での暮らしは
かなり過酷という。困難を克服して帰還時
若田さんは赴任先での体験をどんな言葉で表現されるのか
無事ご帰還を祈りながら楽しみに待っていたい。

(M.N)

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