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路面電車

路面電車はなぜチンチン電車と呼ばれるのだろうか。
車掌さんと運転士さんがかって連絡に使っていた
ベルに由来するという説が有力だそうだ。

チンと1回鳴らせば「降りる人がいるから停車」の意味。
2回鳴らすと「乗降がすんだので発車してもよい」となる。
だが電車の廃止に伴い、ベルは次第に消えていった。

東京にも路面電車が走る。
地下鉄やJRに負けずに都電で唯一生き残った荒川線は
今もベルが健在だ。
ワンマン化した際、惜しむ声にこたえて
発車時に自動的に鳴る装置を取り付けた。
遊び心ある計らいに拍手を送りたくなる。

学生街・早稲田と荒川区三ノ輪橋間12,2キロを結ぶ都電に乗ると
お年寄りや子供連れの女性が多い。乗り降りのとき
運転士は「慌てなくてもいいですよ」と何度も声を掛ける。
ガタンゴトンのゆったりリズムと、ぬくもりの空間はやはり心地よい。

電車が環境に優しい乗り物として見直される中
一層の普及を期待する人は
「チンチン」 と発車を促したいに違いない。

(M.N)

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