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美術オークション

男性より女性の人気が上回るのが時代の流れであるようだ。
ニューヨークの美術オークションで、ピカソの油絵
「ヌード、観葉植物と胸像」が、これまで最高額だった
ジャコメッティの彫刻「歩く男」を上回る100億円で
落札されたと報道された。

美術市場の話題といえば日本人なら
バブル景気に沸いた1980年代を思い起こす。
ゴッホなど近・現代の傑作が多く日本に流れたともいう。
そんなバブル時代の栄華も景気低迷で昔日のものとなった。

ところが世界市場では今、史上最高の落札が続いている。
2月にはロンドンで「歩く男」が95億円を記録したばかり。
人間存在の形を極限まで追求したという針金状の人体彫刻は
人の指ほどのものから、ほぼ等身大の「「歩く男」まである。

ジャコメッテイもピカソも20世紀美術の巨人、人気作家である。
ただ、落札額が億を越えれば庶民にはもう五十歩百歩だ。
強いてメリットをあげれば、高値が話題となって初めて
作品お目にかかれることぐらい。もちろん写真でだが。

ピカソは恋人をモデルにこの作品をわずか一日で描き上げたそうだ。
美に殉じる天才の力は数字の世界を超えて強く大きい。

ゴールデンウイークに、東京国立博物館で特別展
「細川家の至宝」を鑑賞したが元首相細川護煕さんのコレクション
350点あまりの中での横山大観,川端龍子、梅原龍三郎画伯の
日本画家の絵画には感動した。

(M.N)


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