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津波の脅威

突然、東北地方から関東地方を襲った東北地方太平洋沖地震。
地震の規模を示すマグニチュードは8・8。
観測史上最大の巨大地震となった。時々刻々と流される
テレビの被害情報にくぎ付けになった。

津波が大地を飲み込んでいく上空からの映像に身震いが起きた。
戦慄(せんりつ)が走ったのは大津波の恐怖を伝える
テレビ中継映像に「あーっ、危ない!」「逃げろ!」。
思わず叫んだ。仙台市郊外の海岸近く。車は知らずにいるのか。
壁のような津波が沖合いで仁王立ちになり、川を逆流し、
住宅や車を容赦なくのみ込んでいく。
あらためて思い知る津波の破壊力だ。

湾内では漁船やフェリーが津波に翻弄(ほんろう)され、
岸壁に衝突する。仙台市を南北に流れる名取川河口付近では、
海から押し寄せた茶色の巨大な津波が川を逆流。堤防から
あふれ出た濁流で、地上のすべての物が流される。
火災した住宅や車を巻き込みながら、津波は衰えをみせずに
広がり続ける。濁流から逃れようと右往左往する車。
車を道路に放置して逃げ惑うドライバー。
届かないとは分かっていながら、「早く」と
呼ばずにはいられなかった。

津波の脅威は何度も聞かされてきた。昔の記録にもある。
しかし、どこかで高をくくっていた部分があった。
あの脅威を目のあたりにして、一刻も早い非難の重要性を
思い知った。

被害の全貌を一刻も早く把握し、救助・救援に
全力を挙げなければならない。国の危機管理能力だけでなく
、何よりもまず、国民一人ひとりが救援に向けて、
できることをできる範囲で協力することが必要だ。

(M.N)


 

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