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2024-11-10
久しぶりにお客様との海外の建物視察ツアーを実施
しました。2018年のパリ、バルセロナ以来で今回は
15名でイギリス各地のカントリーハウスを視察。
先月25日の深夜、羽田を飛び立ち、約14時間後の早朝
ロンドン到着。早く着いたのでオックスフォードへ行く途中
コッツウォルズの玄関口、バーフォードに立ち寄りました。
ゆるやかな坂のメインストリートはアンティークショップ
などが連なり、その中に1890年から続いているHUFFKINS
というお店がありトートバッグをお土産に購入。
さて39のカレッジから成るオックスフォード大学、まず
ボドリアン図書館へ。このような形状の書架は今まで見た
ことが無く、数々の図書は400年前のほぼそのままとのこと。
クライストチャーチは大聖堂とカレッジからなり、食堂の
グレートホールは映画「ハリーポッター」のロケで有名。
翌日はまずプレナムパレスへ。王家の宮殿のような建物は
チャーチルの生家で、このようなイギリスの城館は現在も
すべて人が住んでいることに驚かずにいられません。
1704年の戦いでフランス軍を破ったジョン・チャーチル公爵
に功労をたたえてアン王女から贈られた壮麗なバロック建築。
その2000エーカーの庭園の造形は“ケイパビリティ・ブラウン”
によるもの。彼は幾何学的な庭園を否定し、草地や小川などを
そのまま取り入れる「風景式庭園」を創造したことで有名です。
このあとストラットフォード・アポン・エイボンへ。
シェークスピアが生まれた地でその生家を見学。彼は
ここで1564年に生まれ、その当時の様子が再現されていて
天蓋付きのベッドも。かなり裕福だったことが想像されます。
テーマ名
ページ作成日 2024-11-10
2024-10-22
全国都市緑化フェアが今年は川崎で開催され、19日に
「カルッツかわさき」で行われた開会式に出席しました。
秋期と春期、川崎区の富士見公園、中原区の等々力緑地
そして多摩区の生田緑地の3か所で行われます。
開会式では次のように川崎市に公園が誕生するまでの
経緯が映像で語られました。川崎市が大正13年(1924年)
誕生したあと、埋立地の臨海部を中心に多くの工場が
建設される一方、市民のための公園はなく、昭和11年に
都市計画第一号公園として富士見公園が決定、続けて
昭和16年に等々力緑地と、生田緑地が計画決定されました。
等々力は、関東大震災の復興事業として多摩川の砂利
採取が行われた土地に作られ、また市北部の多摩丘陵の
樹林地に、生田緑地が誕生しました。それから今まで
市内の緑地面積は当時の1/6まで減少したとのこと。
「カルッツかわさき」の道路の向かい側にあるのが
富士見公園で、川崎競馬場と富士通スタジアム(旧川崎球場)
の間を抜けると気持ちの良い広い芝生広場に出ました。
等々力緑地は今では川崎フロンターレのスタジアムで
有名ですが、釣り池も含めてこれだけの緑地が中原にある
のは、まだ続く区の人口増に少なからず貢献しているかも。
緑の面積が一番多いのが生田緑地。日本民家園には広大な
丘陵地に25棟の古民家が点在し、うち8棟が当社の施工で
プラネタリウム、岡本美術館他ここは文化的なグリーン地帯。
さて緑化フェアの運営全般を市からプロポーザルで受託した
のはTribute Kawasaki合弁会社で、当社も縁の下の力持ち
として重責を担っており、このフェアの成功を祈るものです。
テーマ名
ページ作成日 2024-10-22
2024-09-23
南青山にある「メゾン・ド・・ミュゼ」は“美術の館”という
名のレストランで、渋谷区の有形文化財に登録されるほどの歴史
を誇り、この度内部を見学して昼食を頂くチャンスがありました。
この洋館は大正7年(1918年)にたばこで財を成した
千葉家の3代目常五郎のために父親が建てたもので
RC造地下1階、地上2階で施工は竹中工務店。
大正時代の男爵一家が住んだ優雅な邸宅は、その後
所有者が変わり、1981年から会員制クラブとして開業、
その後ハウスレストランとして現在に至っています。
そしてここは、アールデコの芸術家・エルテの作品が
随所に置かれ、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の
120作品より多くを所有する世界一のコレクションとのこと。
調べると彼はロシア生まれのフランス人で、第一次大戦後
アメリカ・ハリウッドに招かれ、映画のセットや衣装
デザインを皮切りに、バレーやオペラまで手を広げました。
まず私たちは会員のみ利用できるラウンジに集合したあと
そこから最上階の屋根裏部屋へ。木造の小屋組みの下で
エルテのブロンズ像などを眺めながら談笑するスペースです。
次は地下1階に。ここはかつて屋内プールだったところで
現在は一般のお客も利用できるバーになっています。
この部屋も多くのエルデの作品と、赤と青を基調にした
カラーリングのモダンな空間がマッチしていました。
見学が終って1階のレストランへ。中庭を眺めながらの
フレンチのコースをゆったりと堪能。100年を超える洋館での
アート鑑賞、ランチというのはなかなか得難い経験です。
テーマ名
ページ作成日 2024-09-23
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