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2022-10-07
先日、新聞の書評に「世界は五反田から始まった」
という本が紹介されていたので早速購入しました。
東京で「五反田」というと、決してメジャーではない
響きですが、私には特別に感じるところがありました。
かつて五反田駅のホームから見える建物の一室に
当社は昭和52年に東京営業所を設置したのです。
戦前に西五反田の氷川神社の社殿を施工したご縁で
氏子総代さんの住宅や幼稚園、ビルを建築した実績があり
さらに開拓しようと五反田にも営業所を設置したのでした。
氷 川 神 社
さて我が家はいま改築中で、床に敷くカーペットの
メーカーを東リに決め、そのショールームを探すと東京
デザインセンターという五反田駅東口のビルの中。
ビルの入口に立つと階段の上は5層の吹抜け空間という
斬新なもので設計はイタリアのデザイナー、マリオ・
ベリーニ。当家にある革製の椅子と同じデザイナーです!
東京デザインセンター
カーペットのサンプルをいくつか抱え、帰りに元の東京営業所
の建物がまだあるかどうか見たくなり西口へ。そこには私の記憶
にある11階建てのビルが、昔の姿をホーム脇に留めていました。
私が初めて東京営業所に行ったのは昭和55年で、いまだに
駅前の雰囲気がそのまま残されている一方、一昨年久しぶりに
お客さんを訪ねて隣の大崎駅で降りたら、再開発で駅前が
一新され全く昔の面影がなかったのと対照的です。
大 崎 駅 前
五反田でもう一つ訪ねたかったのは、西口から少し離れた
「海喜館」という旅館。実は15,6年前に建替えの営業に行った
ことがあったので、4年前この土地を巡って積水ハウスが
地面師に55億円を騙し取られたという報道にビックリ!
現地へ行くと旅館は解体され、分譲マンションの工事中。
五反田界隈はこれから変わっていくのかもしれません。
旧・海喜館
来年解体予定?の西五反田TOCビル
テーマ名
ページ作成日 2022-10-07
2022-09-09
9月に入ってから少し遅い夏休みを箱根・仙石原で
過ごしました。宿泊は超高級レストランで有名な
HIRAMATSUが運営する部屋数20という小さなホテル。
仙石原というと誰でも思い浮かべるのはススキの草原。
まだ穂先は青々としていて黄金色に変わるのは10月ごろ?
地名の由来は源頼朝が「この地から米千石が取れるだろう」
と言ったとか諸説があるそうです。
秋の仙石原
さてこの施設に一歩踏み入れると、入口正面のブッフェの
絵画にまず驚かされました!さらにエントランスロビー
から廊下まで、これだけ多くのアートが掛けられている
ホテルをほかに知りません。
お部屋に案内されて2度ビックリ!なんと家内が好きな
片岡球子の富士山が2枚も飾ってあったのです。(当家にも
2枚あります!)なぜ、これほどアートにこだわるのか?
1982年、西麻布にフランス料理店「ひらまつ亭」が開店、
その後広尾に移転した際、実兄が経営する画廊を併設して
数々の名画と調度品に彩られた店舗に生まれ変ったとのこと。
そして2015年から“こだわり”のホテル事業を開始したのです。
すっかりアート気分が高揚した私達は、翌日チェックアウト後
近くにあるポーラ美術館へ。何故か仙石原にはラリック美術館
星の王子様ミュージアム、ガラスの森等の美術館が集っていました。
大きな吹き抜けには英国作家による大きな円形のネオン作品が
目に飛び込みます。ちょうど20年前に開館したこの美術館には
ルノアール、モネ、セザンヌ等の印象派からピカソ、マティス、
今回は杉本博司という作家の光のアート作品コーナーも加わり
現代作品まで箱根で幅広くアートを楽しむことが出来ました。
テーマ名
ページ作成日 2022-09-09
2022-08-05
ミューザ川崎シンフォニーホールのチケットが手に入り
先日、久しぶりにコンサートに行きました。
実は当社はある方からの勧めでこの度、ホールスポンサー
(特別賛助会員)になったのですが、その特典として年間
約40枚の招待チケットがもらえるのです。
当社は「サウンドステージ」という楽器が弾ける賃貸マンションを
営業推進していることもあり、思い切って!ご支援するなら
プロスポーツチームより音楽振興の方にということになったのです。
現在、特別賛助会員は、キャノン、サントリー、三井不動産など
大どころの6社で、新たに当社がその末席を汚すことになりました。
ホールのエントランスを入ると右奥の壁面に支援者名が書かれた
プレートがあり、そこにはもう当社の名前がありました!
昔の川崎駅の東口は、さいか屋ほかデパートが3つもあり、
映画街も含めてとても賑やかなエリアだった一方、西口は東芝の
大きな事業所等が占め、まず私たちが行く機会がなかったのです。
東芝の跡地は再開発され“ラゾーナ川崎”が誕生し、その向かいに
ホールを含む事務所、店舗棟が完成、2006年9月には“ミューザ川崎
シンフォニーホール”のこけら落とし公演が行われました。
私はかつての「労働者のまち」を知っていたので「音楽のまち」は
賛成だけど実態はどうか?と心配していましたが、ホールの稼働率は
初年度から97%と素晴らしく、コンサートの帰りの南武線の車中で
同じ演奏会プログラムを見ている人を何人も見つけ、時代が変わった!
と嬉しくなったことを今でもよく覚えています。
さてこの日のプログラムはストラビンスキーの「春の祭典」など2人の
ピアニストの連弾で、その一人はホールアドバイザーでもある小川典子さん。
彼女は川崎市の建設業者のお嬢さんだったことが、最近偶然見つけた昭和55年
の業界ニュースの社長令嬢インタビュー記事を読んで分かりました!
もしお会いする機会があったら、この冊子をお見せしたいと思っています。
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ページ作成日 2022-08-05
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