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2018-08-30
当社では金沢の株式会社クラスコから賃貸リノベの
「リノッタ」を3年前に導入、昨年は中古マンションの
買取り再販のシステム「カウリノ」に加盟しましたが
新しい形の店舗を運営している、との情報を得たので
見学することにしました。
これは2年前にオープンした、クラスコ横川店で
現地に行くと横に長い建物に驚かされます。もともとは
楽器販売店だった建物を買い取って、内外装を
リニューアルした、とのこと。
この店のコンセプトは「住まいと暮らしのアイデア
セレクトショップ」。430㎡の店舗は、不動産仲介部門と
家具・雑貨販売部門が半分ずつ使っていました。
仲介部門のカウンター
仲介部門の内装もユニークなもので、真ん中に
バスタブの置いてあるガラス張りのバスルームが設置され
これが不動産店舗と思う人はまずいないでしょう。
雑貨スペースには、ニュージーランドのバスソルトや
ハンドローション、ハワイのココナッツオイルから
デンマークの食器や調理器具、リフォーム関係の
書籍コーナーまでありました。
一番奥にあったのは、DIYができるスペースで
クラスコの小村社長が一度当社の「中原工房」を見学
されたことがあり、もしかしたら参考にされたのかも。
ここで月1,2回ワークショップを行うそうです。
これを統括しているのが「クラスコデザインスタジオ」。
所属する16人の社員は設計部門とプロモーション部門に別れ
陳列されている商品はこの部門で選定したとのことでした。
このショップは入居者や地域の人たちの暮らしが潤うセンスの
良い品々を提供するのが目的ですが、長い目で見てCRASCOの
企業イメージのアップに繋がることは間違いありません。
クラスコ本社前で
テーマ名 講演・見学
ページ作成日 2018-08-30
2018-04-19
先週の小泉進次郎モーニングセミナーの講師は
AIの研究者、東大大学院准教授の松尾豊さん。
碁、将棋の世界で昨年「アルファゼロ」という人口知能は
数時間の自己学習で今まで最強のAIに勝ったそうです。
人工知能の研究は1962年にスタート、1980年代に第二次
AIブームがあり、ここ数年では「ディープラーニング」に
注目が集まっているそうです。
ディープラーニングはAI自らデータを認識して学んでいき、
例えば犬、猫、狼を画像から選ぶエラー率が2012年に28%だったが
5年で2.3%となり、人間の5.1%を下回るようになったとのこと。
また「眼の誕生」という著書によれば、カンブリア紀に
三葉虫のような眼を持つ生物が出現してから生物が爆発的に
増加したそうで、今後ロボットが眼(認識)を持つ時代になれば
新たな産業の爆発?が予測されます。
そうなればまず農業、建設、食品加工などの業界が大変革し
例えば調理は今はロボットはできないが20年後には世界の
外食産業のバックヤードが自動化されるのも夢ではない。
いま掃除ロボットはあるが、もし片付けロボットができたら
相当高価でも売れる、と松尾さん。今の家電には認識能力がなく、
家事には全てこの能力が必要で凄いマーケットになりそうです。
この分野の研究者が書いた論文の引用ランキングのトップは
約16,000回で、残念ながら日本人最高は412位(M.I.Tの研究者)。
松尾研がその人を引っ張ろうと提示した年俸が5,000万円!
ところが7,800万を提示したグーグルに敗れたとのこと。
さらに驚いたのは30番以内の研究者は数億で大谷投手の年俸並み!
では5番以内は、何と数10億円というから想像を絶する世界です!
このあと登場した小泉さんは「2年前若手が集まった勉強会の
最初の講師が松尾先生だった。政治家にとって経済、社会の勉強は
必要だが、テクノロジーが世界を変えていくことは確実で、その知識
なしには政治家は務まらない」ということでお願いしたそうです。
最後にアマゾン創業者のベゾス氏の言葉「毎日が1日目」を紹介、
彼は社員に「毎日がアマゾンの創業した日だと思ってほしい、
2日目はもう停滞を意味する。」と言い続けたといいます。
日々革新、これから企業も政治も同じなのか、と気づかされました。
テーマ名 講演・見学
ページ作成日 2018-04-19
2017-11-03
昨日の泉進会セミナー、講師は小泉進次郎氏本人でした。
話は衆議院選挙の総括からです。9月25日に安倍首相の
解散表明、直前小池さんによる希望の党結成の発表が
あったときは「負け戦かな・・・」とさえ思ったそうです。
会場のホテルニューオータニ
現有の284議席を減らす幅をどこまで小さくできるかが
課題だったのが、終わってみると全く同じ284議席を獲得。
しかも比例代表で自民党に入れた人は前回の1765万人から
1855万人に。ここで野村監督の次の言葉を紹介しました。
「負けに不思議の負けなし、勝ちに不思議の勝ちあり!」
今回の特徴は期日前投票の大幅な増加。台風の影響が
あったとしても秋田県などは52.8%と投票の過半数超え。
彼は選挙の常識が変わるかもと。今までは「選挙は最後の
3日間」と言われていたのが「選挙は最初の3日間」に!
4回目の選挙で感じたことは、選挙とは政治家にとって
最高の鍛錬の場であるということ。日本中を応援演説で
飛び回るスケジュールをこなすには自分の中に「種火」
本当に言いたいことがないとできない、今回は自分の
想いはこれか!というものを見つけたとのことです。
また都会と地方の断絶も感じたが希望の党は都会のこと
しか考えず、例えば公約「12のゼロ」の中に「満員電車ゼロ」
があるが、秋田県では「満員電車を見てみたい」
「電車の音をもう一度聞いてみたい」と言われたという。
山形、沖縄等回るうちに全部が自分の地元と思えてきた。
選挙区は横須賀でも日本全体を見て行動していくのが
真の国会議員ではないだろうか?そんな意味でも今回の
選挙は政治人生でターニングポイントなったと明言しました。
最後に安倍首相が幼児教育無償化の財源2兆円のうちの
3000億円を財界に拠出を求めたことに言及「自民党は何も
聞いていない。今日来ている経済界の皆さん、財界は
政治の下請けでいいのですか?この関係性からイノベーションは
生まれるのですか?」と括りました
小泉さんの最近の言動を見ていると、本人も言うように
この選挙を通して何かが変わったのは確かなようです。国民の
意見を聞き、大きな流れで政治を見る、若い世代に自分事として
政治を考えてもらう。この実現は彼抜きでは考えられません。
テーマ名 講演・見学
ページ作成日 2017-11-03
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