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2019-11-20
今月の小泉進次郎モーニングセミナーのゲストは
アストロスケール創業者の岡田光信さんでした。
東大卒業後、大蔵省入省。その後マッキンゼーに転じたあと
IT業界の経営者として活躍したが40歳を前に迷いが…。
彼は15歳の時、NASAのスペースキャンプに参加し
毛利飛行士から「宇宙は君たちに活躍するところ」という
色紙をもらったことを思い出し、宇宙には人工衛星2,000個を
含む23,000個の宇宙ゴミ(スペースデプリ)が秒速8㎞で
地球を回っていてやがて衝突することを知りました。
これらの除去が必要なのに、取り組む企業はどこも無く
それでは自分が、と思って創業したのが2013年。
現在衛星放送やGPSは基より交通網、災害対策、農業漁業も
人工衛星なしでは生活できないほどになっているとのこと。
無数の競争相手があったIT業界。一方宇宙ゴミ撤去は
「市場が無い」「民間のやることではない」と言われたとき
「ブルーオーシャンだ!」と思った本当のプラス思考の持ち主。
宇宙の欧州会議に参加、10日後にはアストロスケールを設立、
来年初めてゴミ収集の試験衛星の打上げを行うが資本金は153億に。
国連の宇宙空間平和利用委員会が30年論議してできなかったこと、
つまり“宇宙のロードサービス”を7年で行おうとしています。
岡田さんは最後に次のようのまとめました。
「課題方程式」とは、物ごとのあるべき姿を明確にすること。
(課題)=(あるべき姿)-(現実)
「実現方程式」とは、言い訳をせず、考え、実行すること。
(実現)=Max(思考)×Max(実行)
私は今後の経営の進め方に大きなヒントを得た!と感じました。
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ページ作成日 2019-11-20
2019-09-17
「ジャパネットたかた」の名前と社長の甲高い声は
聞いたことがあっても利用したことはないし、関心もなかったの
ですが、昨年日経連載の「私の履歴書」を読んで変わりました。
その高田氏の講演会が先日横浜であり参加しました。
今年71歳になるとは思えない若さで、冒頭の彼の発言
「自分が変えられないことをくよくよ考えず、変えられる
ことのみ集中し、それを本気で行なう」をまず自問。
彼は大阪の大学を卒業して数年後、両親の経営する長崎・平戸
の写真館に入りました。仕事はカメラ販売と、観光地や宴会で
撮った写真を寝ずに現像して翌朝お客に売ることだったのです。
1985年にソニーが家庭用の8㎜ビデオを出した時は夕刻
お客の自宅を訪問し子供や孫を撮影したものをTVにつないで
その場で見せたので、訪ねた家の半分で売れたとのこと。
(株)たかたを設立して独立したのは1986年、37歳のとき。
ラジオショッピングを始めたのが1990年。5分の長崎放送の
番組で2万円のカメラが50個100万円売れました。
全国ネットができた1994年には、始める前の売上げ2億が
43億に!そしてこの年よりテレビショッピングを始めて
3年前に引退、一切口を出してないが昨年売上が2000億に。
高田氏は最後に経営に必要な3要素を上げました。
まず「ミッション」。何のために、誰のために行うのか。
次に「パッション」。これを持たずに人は動かせない。
最後は「アクション」。本気でやること。
私は最近言ったことが伝っていないと実感することが多く
彼の著書「伝えることから始めよう」を早速購入しました。
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ページ作成日 2019-09-17
2019-06-30
月末にかけて、2つのセミナー・見学会がありました。
まず不動産部で推進する賃貸リフォーム「リノッタ」で
担当がその主旨を会社で説明したあと、現場見学へ。
まず富士通が社宅として借りていた築30年近い3DKが
返還され、工事費を抑えるため基本的な間取りは変えずに
内装とキッチン、洗面所をリフォーム。
壁・天井のクロスは一般的に使われる白い無地ではなく
濃い色のものを用いてコントラストを強調。床材も
エイジング木材柄の長尺シートで独特の雰囲気を作り出す。
このような材料選定も「リノッタ」の特徴です。
もう一つ見たのはフルリフォームで、特徴はキッチンの
床に使ったモールテックスというモルタル風の塗り床材で
2-3mmという薄さでコンクリートの風味を出せます。
その一週間後、今度は木造デザイナーズ賃貸のセミナーと
見学会が行われました。まず設計者の河野有悟さんから
木造の重層長屋に至った理由の説明を聞き、その後現場へ。
6所帯のうち2所帯は1~2階のメゾネット、3所帯は1階の
玄関から階段を上って2~3階の2フロアで構成されています。
入口も特徴的でいわゆる玄関ホールは無く、そのまま
部屋につながり、また3枚の建具で仕切ることもできます。
いま居住者は同じ床面積ならできるだけ広いスペースを
望んでいるので、階段・廊下を省くのは時代に合うのです。
最もユニークな住戸は、玄関から2階のLDKに上がると
3階は吹き抜けで、南側と北側に小さなスペースが2つあるタイプで
私はアーティストがこの空間に暮らす様子が目に浮かびました。
今後の賃貸住宅に必要なのはこのような独自性だと確信しています。
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ページ作成日 2019-06-30
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