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2018-12-07
先月後半、3年ぶりにインドを訪れました。
アラビア海側のインドの南端に近いケララ州です。
夜遅く成田を発ちシンガポールに早朝到着し、インドへの
乗継便を待つ間、親切にもフリーツアーがありました。
まず有名なマーライオンがある海辺のパークを歩いて
3つの塔が人目を引くマリーナベイ・サンズを眺めたあと
アラブ人街からサルタンモスクへ。空港に再び戻り夜の便で
インドの南端に位置するトリヴァンドラムに到着。
ここから海辺のコヴァーラムにあるリゾートホテル、リーラ
へ車で約30分。そこで一足先にロンドンから来ていた
友人夫婦と合流しました。前回も彼らに誘われて訪れたのです。
翌日は午前中アラビア海を臨むインフィニティ・プールで
ゆっくり過ごした後、ビーチに出て昼食を取りました。
そのあとは海岸沿いのお店を覗いてショルダーバックを購入。
夜はホテルのプール脇のレストランでディナー、カターカリ
という仮面舞踏もありましたがこれは後に本物を見る予定です。
次の日はアラビア海、インド洋、ベンガル湾が交わる
最南端を目指し出発。途中ボートクルーズを体験しました。
ヤシの森に囲まれた土色の川を進むとアラビア海が見えたので
船を降りると、広い浜辺に人は疎らで果物を売る人が少々。
最初の目的地、パドマナーバプラム宮殿に着いたら
昼休みで近くの食堂へ入るとメニューは定食のカレーだけ。
心配した激辛ではなく何とか食べられました。
宮殿は18世紀の木造建築で、格天井や縦格子の外壁など
日本建築に似た部分もあり何かつながりを感じます。
この後インド最南端のカニャークマリへ。町名のもとに
なったクマリ・アンマン寺院は入るとき男性は上半身裸です。
海に浮かぶ2つの岩に建つ記念堂と詩人の像を見たあと
サンセットポイントまで足を延ばしました(曇りで日没は見られず)。
クマリ・アンマン寺院入口(左奥)
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ページ作成日 2018-12-07
2018-09-26
パリ2日目は留学生のための施設、パリ国際学生都市
にあるコルビュジエのブラジル学生会館から。
1959年の完成、近くで見るとバルコニー手摺の有孔
コンクリート板やカラフルな界壁がモダンなファサードを
構成しています。エントランス内部も、コンクリート打放しの
天井と原色のガラス、石張りの床が今見ても新鮮に映ります。
さてそのあと久しぶりにルーブル美術館へ。最後に
行ったのは1988年で、ガラスのピラミッドの工事中でした。
驚いたのは地下の広大な駐車場と、入口付近にできた
ブランドショップです!外貨を稼ぐには格好の場所ですが・・・
中央広場のガラス天井の下には黄金のオブジェが高々と
展示され、説明書きを見ると日本の現代芸術家の作品です!
中に入り、丸い天窓の下にあるサモトラケのニケが人々の
頭越しに現れたとき、ああルーブルに来たなと実感しました。
時間の関係でレオナルドダヴィンチなど代表的な絵画と
ミケランジェロの彫刻など、ポイントのみ1時間で見て回る
慌ただしさ。次回は中庭などもゆっくり歩きたいものです。
そのあと地下鉄で建築・文化財博物館へ。この目的は
1952年コルビュジエが設計したマルセイユの集合住宅
ユニテ・ダビタシオンの実物大模型を見ること。バルコニー
の手摺などはブラジル学生会館と共通する仕上げでした。
最終日は何人かでエッフェル塔の前から水上バスに乗り
セーヌ川を下ってノートルダム寺院前で下船し、13世紀に
建てられたゴシック建築の教会、サント・シャペルへ行き
素晴らしいステンドグラスを見学しました。
パリには3泊したものの、オルセーやオランジェリーなどの
美術館、ジャンヌレ邸ほかいくつかあるコルビュジエの作品
マドレーヌ教会やパリ市庁舎など見逃した建物は数多くあり
この次の訪問リストに書き留めておきます。
テーマ名
ページ作成日 2018-09-26
2018-09-25
パリの初日はポンピドーセンターから。1977年にまだ
無名だったリチャード・ロジャースとレンゾ・ピアノの設計。
完成時に起こった賛否両論は、かつてのエッフェル塔のように
築後40年の現在、パリ市民はこの建物に肯定的と聞きました。
2014年完成のフランク・ゲーリーのルイ・ヴィトン財団
美術館は、今回の視察で最も新しい建物です。当初1億ユーロ
だった建築予算が5億ユーロかかったそうで、収蔵品もあるようですが
独特の曲線の構造体やこの存在自体が美術品ということでしょう。
パリの郊外にあるコルビュジエの代表作の一つサヴォア邸は
私は二度目の見学です。1931年の完成で、当時の敷地は今の
7倍あったとのこと!彼が唱えるピロティ、屋上庭園、水平連続窓
などの「近代建築の5原則」はすべて盛り込まれていて、90年近く
たった今でも未来を感じさせる建物です。
夕刻、コルビュジエのやはり代表作の一つロンシャン礼拝堂を
見るためTGVに乗車、約1時間半で宿泊地ストラスブールへ。
翌日現地へ向かうと小高い丘の上に建物の一部が見えてきました。
ストラスブールの街
大きな弧を描くコンクリートの屋根が特徴的で、それまでの
モダンデザインとは明らかに違う原始的ともいえる建物です。
中に入ると様々な形の窓からの自然光が差し込み、幸運にも
ちょうど日曜日の礼拝に立ち会うことができました。
2011年に完成したビジターセンター、及び修道院はレンゾ・
ピアノの設計で横長の建物は半分土に埋まり、全体の景観を
極力壊さないよう配置されていました。サヴォア邸もそうですが
広大な敷地に建つ独特な建物のフォルムが、周囲の自然ととても
調和しているよう感じるのは、コルビュジエの力なのでしょう。
ビジターセンター
パリに戻る途中、ロレーヌ地方の中心都市ナンシーへ。
ここはドイツと争奪戦が繰り返された地で、私たちは1700年代
中頃にできたスタニスラス広場の周辺を散策しましたが、小都市に
これだけ広大な広場があるのは驚きで、日本の街とは根本から
全く違うということを感じました。
テーマ名
ページ作成日 2018-09-25
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